開発コンセプト
現在、住宅やマンションでは高気密化が進み、さらに冷暖房効果が向上するなど暮らしは快適になってきていると言われています。その反面、建材や内装材から発生する有害な化学物質が室内に充満するなど、室内の空気汚染が大きな社会問題になりつつあります。家具の原材料である合板類・ボード類の接着剤からもホルムアルデヒドが放散され、また塗料からもトルエン・キシレンが放散されています。さらに、洋服タンスに入れている防虫剤からはパラジクロロベンゼンという物質が放散されています。
これらの化学物質で汚染された空気を口や皮膚から吸引することにより起こりうる体調不良全般のことを「シックハウス症候群」と言います。症状が多様で、発症の仕組みをはじめ、未解明な部分が多く、様々な複合要因が考えられます。
これらホルムアルデヒド・トルエン・キシレン・パラジクロロベンゼンの濃度が室内では多く測定され、これらによる室内空気汚染を防止するために厚生労働省から室内濃度の指針値が示されました。(ホルムアルデヒド:気温25℃で100μg/m3)これらの厳しい条件をクリアーすべく種々研究の結果、前ページのような結論を得ました。
「ホルムアルデヒドの移染について」

家具の内部でホルムアルデヒドが放散されますと、収納されている衣類などに移染し、高濃度に蓄積されます。それを着用した場合、皮膚炎を発症させる可能性があります。特に24ヶ月以内の乳幼児の肌着・衣類にはゼロが要求されています。またそれ以上の幼児・生徒・一般人は75ppm以内という法律もあります。ホルムアルデヒドを限りなくゼロに近づけることにより、「安心」をユーザーの皆様に提供させていただきます。
コントラクト物件にこそ安心家具を

不特定多数の人が使う学校や図書館・ホテル家具にこそ安心家具を導入すべきだと考えています。
いさみやではかねてから事業の一環としてコントラクト事業に取り組んでいます。多様な実績・経験のノウハウを生かし、こだわりを持ったものづくりを提供致します。

家具資材の低ホルムアルデヒド化に伴うカビの発生について

(株)いさみやでは、家具の原材料である合板・MDF・PBなどの木質材料はF☆☆☆以上を使用、また接着剤・塗料につきましてもF☆☆☆☆仕様のものを採用しております。ホルムアルデヒドという化学物質は防腐剤として標本などの保存に使われまた消毒剤として養殖魚の病気予防に、フェノール樹脂・メラミン樹脂・尿素樹脂の原材料として、布地の防シワ加工・防チジミ加工の処理剤として広い分野で利用されております。

このように防腐剤・殺菌剤として効果のあるホルムアルデヒドを使用してはならないと言うことになりますと、ホルムアルデヒドの効果でカビの繁殖が抑制されていたのが解除されることになります。そのため、湿った条件が続きますと「カビ」が建材の表面とか家具の裏側に繁殖し、胞子をまきちらし、カビによる健康障害が発生することが予想されます。

カビの菌の繁殖で最も必要な条件は湿度・温度・栄養分で、木材含水率が20%以上、湿度が80%以上ならすぐに繁殖します。とくに梅雨期のように湿度90%以上が続くような場合は、木材の表面・木口から吸湿して含水率が高くなり、有機物の汚れ・手あかなどがあれば、その部分からカビの繁殖が始まり汚染されます。室内からカビを防止するには、湿度を50〜55%くらいに除湿することです。また、カビが繁殖しやすい部分(家具の裏側など)に、カビの好きな有機物を付着させないように消毒・清掃を定期的に実行していただくことです。

「いさみや」ではカビ対策として、カビの繁殖しやすい家具の裏板部分に塗装を施し、木部からの湿気の侵入と、菌の侵入をできるだけ防ぐようにしております。これらのカビ対策をしていただき、住宅・家具の低ホルムアルデヒド化のよる健康安心な住環境を、カビの発生によって健康被害に遭わないようにしていただきたいとお願い申し上げます。

ホルムアルデヒド低減=カビの繁殖と考えていただき、安全に生活できる環境を自らの手で作り上げてください。